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アップグレードの結果から先に述べると、今のところ特に問題も生じず今までと変わりなく使用できている。
以下は自分のアップグレードの簡単な作業記録である。
行っている内容はほぼ「Upgrading Fedora using yum」と同じである。
- まずはFedora 17を最新の状態にアップデート
カーネル関連のアップデートのみ行えばよい気がするがとりあえずすべてのパッケージについてアップデートを行った。
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システムのバックアップ(省略)
本当はこの段階で一度バックアップをしておくのがよいのだが、今回は時間的・HDDの容量的に余裕がなかったので省略した。
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残っている設定ファイルなどの残骸の処理
「*.rpmsave」や「*.rpmnew」といった、アップデート時に設定保存のため作成されるファイルが残っていないか確認した。
今回は特になかったのでやることがなかった。 -
サードパーティ提供のリポジトリの無効化
サードパーティのリポジトリが有効になっているとアップグレード時のパッケージ依存性確認で引っかかる場合があるので一応無効化しておいた。
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yumのキャッシュの除去
残っていても悪影響はないと思うが、一応「yum clean all」でキャッシュを除去しておいた。
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アップグレード
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まずは公式に推奨されている「FedUp」を利用してアップグレードしようとした。しかしproxy対応していないのか、原因がよくわからないがネットワークアクセスができずに失敗。
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このためyumを利用してアップグレードを行うことにした。基本的には公式ホームページの内容通りに進めたが、一部のパッケージの依存性でエラーが出たので関連するパッケージをいったん削除して進めた。
処理対象のパッケージ数で所要時間が決まるので気長に待った。「texlive」が全体的にアップデートされていたため処理対象のパッケージ数が思った以上に増加していたようだ。
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後処理
PCをリブートする前に、rpmのデータベースを再構築や設定ファイルの更新、GRUB2の再インストールを行い、ついでに要らないパッケージを削除した。
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リブート
ひとまず問題なさそうなので、無効化していたサードパーティのリポジトリをアップデートして有効化した。さらにアップグレード時に削除したパッケージを再インストール。
Fedora 17から設定を引き継いでいるので再度設定するところはほとんどない。
あとはしばらく使用してみて問題が出るかどうかだな。

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